映画「南京の真実」製作発表記念講演会

Jodorowsky2007-07-04



もう2ヶ月近く前になりますが。
杉並区で行われた 映画「南京の真実」製作発表記念講演会 を聞きにいきました。
当然、ブログがなにかのネタになるかなぁと思いまして。参加費500円


どうせ、座って聞くだけだからということで、ビール(正確には第三の奴)を一缶飲んで会場入り。
会場の席は150席程。そんなもんかなぁと椅子に座って待ってると、次から次への人が入ってきて、
すぐに満席に。パイプ椅子を増設してして対応してましたが、結局は立見が出る盛況ぶり。


...で。私も立見...トータルで3〜4時間くらいかなぁ...本当にツラかった。


というのは、とにかく聞きにきてる人が年配の方ばかりでして。
平均年齢をだしたら確実に60歳超えてましたね。
杉並区といえば、以前「つくる会教科書」を採用する云々で集っていた爽やかな若人たち(笑)
写真を拝見したことがありますが。
「あぁいう感じの若い人」が3人くらい居て、次に若いのが恐らく私なのかな?と思うくらい。


講演の内容は体力的にキツくてあんまり覚えてないけど...
杉並区長は所要のためということでビデオでの挨拶。音が小さくてさっぱり聞こえなかったけど、「従軍慰安婦なんて言葉は無かった」とか、何年前かに仕入れたかのような発言をしてました(うろ覚え)。
続いてココで紹介してる、『戦線後方記録映画 南京』を少しだけ上映。相変わらず音が小さくて客席から苦情が出たところ、ブル聯隊長水島社長が登場して機材をちょこっとイジってアッサリと解決するという一幕がありました。映画は、紹介者が「実際はこんな感じだったんですよ!」というと、参加者は一応に頷いてました......
休憩を挟んで阿羅健一氏。阿羅氏は例の証言者本の内容紹介と、崇善堂の数字は出鱈目だみたいな内容。声が小さいし、あまり話すのは得意では無い様子でした。
そして最後が水島社長。さすがに喋るのは上手かったのですが、話してる内容は処刑宣告時と同様に「南京城内は狭い」という話なんかでしたね。ちょっと面白かったのは、南京へはフジテレビのドキュメンタリー取材で行ったそうなのですが。当初フジテレビだって事で取材を断られたんだけど、「俺は日中友好映画『パンダ物語』を作ったんだ」と交渉して無事に取材が可能になったとか(うろ覚えです)。
あとは処刑宣告した寺島さんは詐欺師だと口汚く誹謗してました。


あまりの参加者の高齢ぶりに、なにかネタにするのは気の毒な感じがしてお蔵入りさせてましたが。
先日「さくら草莽会」解散というニュースを聞き。
高齢化や世代的な理由も少し影響してるのでは?と思い雑にまとめてみました。
2チャンネルの桜スレに貼ってあった桜掲示板の書き込み。これを見ると更に複雑な理由がありそうですが...


[追記]2007.08.13
選挙」という映画をかなり前に観たのですが、映画で描かれていた自民党(川崎市議)の後援組織と、この講演会の雰囲気というか年齢層とかかなりダブっていた感じがしました。参議院選挙の自民党惨敗も、後援組織の高齢化みたいなのも少し影響してるのかもしれませんね。