『南京問題小委員会の調査検証の総括』でも

 
以前このブログでも扱いましたが、自称保守議員たち中心に作成された
南京問題小委員会の調査検証の総括*1
この中でも、上記の笠原SAPIO論文が引用されていました。
該等個所を引用します。

P4〜5
 過去、「犠牲者三十万」は、一九九七年十二月、東京で開催された「南京大虐殺六十周年国際シンポジウム」で、笠原十九司氏(都留文化大学教授)が、「ラーベは五 六万と言っているが、彼の目の届かない郊外や、彼が去った後の犠牲者を足すと三十万人ぐらいになるはず」との見解を明らかにした。
 すると中国側専門家 孫宅巍氏は、「三十万人は南京城内だけの数字である。地域や時期を勝手に広げてもらっては困る」と異議をとなえていた。
 その一年後、日本の代表的「南京大虐殺」派の研究者である笠原十九司氏は、一九九八年十二月二十三日号の「SAPIO」に掲載された論文の中で、前出の孫宅巍氏の見解を否定する「南京城内では、数千、万単位の死体が横たわるような虐殺はおこなわれていない」と断言している。
 現在、我が国では「南京大虐殺」派といえども、中国側の主張する南京で「三十万人の大虐殺」を認める研究者はほとんどいなくなっている。

 

戸井田とおる議員との関係から、これも水間政憲さんのお仕事だと思われます。
相変らずの藁人形叩きですが、政治家が関わっているだけに笑えませんね。
足りない政治家たちを騙そうとしたんでしょうか?コワイですね...