工作活動を予測

Jodorowsky2008-03-10

 
月刊『正論』で人気沸騰中のブル聯隊長水島監督の連載。「 映画『南京の真実』製作日誌 "情報戦"の最前線から 」
最新の第7回において、水島監督は劇場公開もしてもないのに、なんだかいろいろ心配しているご様子。
サスガにデキル男は仕事が速い!以下に抜粋*1

南京の真実」は製作スタートの時点から、情報戦の一環として世界や日本において、極めて政治的な存在でもあった。今年製作される世界各国の南京大虐殺映画と真っ向から対立する唯一の日本の映画として、製作前から注目され、「敵側」にとって目の上のたんこぶとして扱わて来た。だから、単なる映画作品評だけでは収まらないものがあるのだ。国際情報戦争の一環として考えたとき、「敵側」が、これからこの映画に対してなすだろう工作活動を予測してみた。

一、中国にビジネスを展開する二万社を超える日本企業、団体、政治家にソフトな圧力を掛け、間違っても映画「南京の真実」の製作や宣伝の片棒を担がないように徹底させる。
 
一、内外のメディアに関しては、日中記者交換協定を持ち出して「黙殺」を中心戦略として推進する。
 
一、北京オリンピックまでは、世界各国で製作中の南京大虐殺映画を軍国主義に対する「自由とヒューマニズム」の戦いとして広報宣伝に努める。日本に対してはオリンピックまでは南京問題は表面化させないで、ソフトで「民主的」な装いをもって、「悪いのは日本国民ではなく日本軍国主義」というキャンペーンを展開する。
 
一、映画批評として、あらゆる分野で「作品批評」に名前を借りたネガティブキャンペーンを展開する。政治的問題を避け、作品批評として最低の駄作として、袋叩きする。
 
一、映画批評として「味方」を装い、一見、その政治的役割や意義を認めるふりをしながら、内容に疑問を投げかけ、「期待外れ」映画として、観客動員や上映会開催に冷や水を浴びせ、最小限の影響力に限定させようとする。*2
 
一、逆に、政治的右翼プロパガンダ映画として断定し、一般人が見る気を起させないようなネガティブキャンペーンをする。
 
一、インターネット等の手段を駆使し、いわゆる「ネットウヨク」を装い、右記三点をキャンペーン展開する。それに反論する者に対しては、批判も許さない狭量な右翼として非難し、映画や監督も同様だ等のネガティブキャンペーンを展開する。一般人にこの映画への嫌悪感、無関心を生み出すようにする。

以上が、今考えられるこの南京情報戦の「敵側」のやり方である。

 
批評に対する予防線としか思えないんですけど...
こんな事を言うと、当ブログも「敵側」に入れられちゃいそうで怖いですがw
 
ついでに、
南京の真実」第一部「七人の『死刑囚』」の靖国神社遊就館で上映決定!
遊就館の糞高い入館料(\800)でこの映画もみることができます!
詳細は→ http://www.nankinnoshinjitsu.com/blog/2008/03/_h2036.html

*1:『正論』平成20年4月号 P333

*2:TAMAGAWABOAT氏を揶揄してるんでしょうか?