全国よりアレな人3000名が結集

Jodorowsky2008-05-17

 
『日本の息吹』2007年11月号では、同年10月6日に行われた「日本会議設立10周年記念大会」の模様が大特集されておりました。
その中から組織の性格や方向性が伺える箇所を抜粋。
 

日本会議日本会議国会議員懇談会設立10周年記念大会
全国より3000名が結集
 真正保守」の旗を掲げ、新たな国民運動の出発へ
 
 十月六日、東京・ビッグサイトを会場に全国より三千名が集い、日本会議日本会議国会議員懇談会設立十周年記念大会が開催された。
 始めに参加者全員で国民運動に献身され、道半ばで御逝去された物故者に黙祷を捧げた。主催者挨拶に立った、三好達日本会議会長は、「まず教育改革を行って国民精神を立ち直らせ、そして憲法改正へ」と国民運動の基本方針を力強く述べ、国会議員懇談会の平沼赳夫会長も、昨年末の病気による声のかすれをものとせず、皇室の伝統を守るために展開してきた活動の成果を力説した。
 来賓の祝辞には、伊吹文明自民党幹事長、民主党松原仁衆議院議員山谷えり子首相補佐官が立たれ、教育基本法改正に当たって日本会議が果たした役割を評価するとともに、今後の活動への期待感を表明された。
 夏の参議院選挙で日本会議が推薦し当選した有村治子参議院議員衛藤晟一参議院議員から特別報告があり、続いて各界からの提言がなされた(三頁のプログラム参照)。その後、今大会で新たに設立された「日本会議地方議員連盟」を代表して吉田利幸大阪府議会議員、及び第一回全国代表者会議を開催した「日本女性の会」の小野田町枝会長から活動へ向けて決意表明が行われた。
 続いて大原康男政策委員会代表より、「国民運動の前進をめざして」の提言がなされ、最後に「教育改革」「新憲法制定」「天皇陛下御即位二十年奉祝」の三つを基本の運動として今後展開することを確認する大会宣言が採択された。

 
10周年大会プログラム


 

英霊の価値は不変
 
参議院議員 有村治子
 
 国家観、歴史観、道徳観、家族観の多くを共有する、日本会議をはじめ保守の皆様に、温かいご指導を頂きまして、この度参議院比例全国区で二度目の当選をさせて頂くことができました。日本会議の十周年の現職として皆様と共にお祝いをさせて頂ける、このありがたみと使命と気概を肝に銘じながらこの場に立たせて頂いております。本当にありがとうございます。
 与党自民党にとって爆風のごとき逆風の中で、逆風の時こそ志を高く掲げて、歯を食いしばって共に日本の未来を信じて立ち上がろうと最後まで戦い抜くお力を賜りました同志の皆様のおかげで、二十万千三百一人という票を頂きました。この度いただきました信用、絆ということを大切に、しっかりとした国家観と地に足のついた生活観、この両方を併せ持って挑戦する保守としての歩みをこれから確実に進めて参りたいと存じます。
 過ぐる八月十五日、靖國神社に参拝した閣僚はたった一名でした。本来は子孫に繋ぐべき我が命がたとえ南の島の果てに朽ちるとも、祖国に幸あれ、両親に、恋人の未来に幸あれ、日本に栄光あれと私たちの日本を信じて命を捧げて下さった御霊、英霊の価値が、時の政権の支持率や、国政選挙の結果如何で変わるようなことがあっては断じてならないと考えます。このような保守の視点をしっかりと心に刻みながら腹を据えて、保守の歩みを確実に進めて参りたいと存じます。全国の同志の皆様のお健やかな日々、実り多き秋を心から祈念申し上げ、私の心からの感謝とお祝いの言葉とさせていただきます。これからもどうかよろしくお願い申し上げます。

 
追記
櫻井よしこさんの挨拶をコピっときます。

世界情勢に立ち向かって
 
ジャーナリスト 櫻井よしこ
 
 日本会議が創立から本当に多くの貢献をして、今も大活躍していらっしゃるということを、日本の将来を考える時に本当に嬉しく思います。
 今、日本は世界情勢の中で、大きく揺れ動くような動きを見せております。同盟国アメリカとも摩擦を抱え、お隣の中国とも多くの問題を抱え、世界の中で日本が立派に道を切り拓いていくためには、日本会議の皆様方に本当に頑張って頂かなければならないと思っています。
 これからも日本の為に、日本を愛しながら一緒に手を携えてこの国の為に頑張ってまいりましょう。