誇りある国づくりを皆さんとともに

Jodorowsky2008-10-14

 
麻生さんの所信表明。
といっても、日本会議国会議員懇談会会長に就任した時のモノですが。
 

日本の息吹 2001年11月号 P3
誇りある国づくりを皆さんとともに 〜国会議員懇談会会長就任にあたって
               麻生太郎 日本会議国会議員懇談会会長 衆議院議員
 
 このたび島村宜伸前会長の後を受けまして日本会議国会議員懇談会の会長に就任いたしました。一言ご挨拶申しあげます。
 本懇談会は、日本会議と連動して国家の基本問題に対して政治家としての使命を果たすべきものと認識しております。
 さて、二十一世紀を目前にして時代は大きく変わりつつあります。冷戦終結から十年が経ち、世界は大競争時代に突入しました。経済でのグローバリズムが台頭し、地域紛争は激しさを増すばかりです。しかも我が国周辺の東アジアは未だ冷戦のただ中にあり、朝鮮半島台湾海峡は予断を許さぬ情勢が続いています。一方国内においては長引く経済不況、青少年の凶悪な犯罪、学級崩壊など国民の間に不安感が広がっています。「日本の将来はどうなるのだろう」とごく普通のサラリーマンが巷で語り合うような時代です。
 一体この不安の本質はどこにあるのでしょうか。それは、端的にいえば占領政策に端を発する戦後体制が国家を弱体化し、歴史を否定し、日本人から誇りを奪い続けてきたことによって、日本人の生きる基盤、アイデンティティが揺らぎ、情勢の変化への柔軟な対応ができなくなったことに起因しているのではないでしょうか。
 しかも近年ではかろうじて戦後の発展を支えてきた戦中派の方々から戦後世代への移行が進むに伴って、いよいよ国家のタガが緩み、かつては考えられないような問題が惹起してまいりました。まさしく国家溶解の危機であります。かかる情勢に際して、個々の問題に適切に対処していくとともに、今こそ、国家の理念、グランドデザインを提唱していくべきと考えます。
 今年一月から衆参両院で憲法調査会がスタートしました。私は日本会議がかねてより提唱しているように新憲法を制定すべきだと思っています。明治時代の国憲起草の勅令(明治九年)には「我建国ノ体ニ基キ」とありますが、日本の歴史、伝統の上に立って日本の匂いがする日本らしい憲法をつくる方向に議論を高めねばと思います。
 当面の重要な戦いとしては、外国人参政権問題と教育基本法改正問題があります。前者については、帰化条件の緩和で十分であります。後者については漸く戦後教育の元凶にメスを入れる時機到来との感を強くいたします。ぜひ次期通常国会教育基本法改正論議が巻き起こるよう尽力したいと思います。
 このほか、喫緊の課題である有事法制の整備の問題、靖国参拝問題など、国家基本の諸問題は山積しておりますが、本議員懇談会は日本会議の皆様のお力添えをいただきつつ、国家溶解の危機に対応し、誇りある国づくりのため全力を傾けていきたいと存じます。

 
麻生さんの目指す国家像は・・・・・・
金持ちのユダヤ人が住みたくなる国が一番いい国なんですよ。人種差別がなく、治安がよく、税金が安い。この三つですね。」
この三条件の内、前二者はクリアしてると麻生さんは評価してるわけですが。これって麻生さんの批判してる『戦後』が良かったということの証左じゃないんでしょうか?ってそんな事まで考えては発言してないすよね(笑)。