映画『南京の真実』の製作過程

Jodorowsky2008-04-23

 
映画『南京の真実』の製作発表から現在にいたるまでの、主に計画やお金に関わる部分に関して、ブル聯隊長水島監督の発言を中心に時系列でまとめていきたいと思います。
 

南京事件」キャスター討論会 5-5 平成19年1月20日  *1
 
http://youtube.com/watch?v=dU2tcT469iE
 
(6分6秒〜)
今実際は英語版で作るようなつもり・・・たとえばアメリカのジャーナリストがアイリス・チャンの自殺に疑問をもつ、あれは殺されたんじゃないかと、あるいは自殺したんじゃないかと調べ始めてみて、アイリス・チャンの本を調べてみると。そうすると明らかにに不思議なこと、その後ろにアメリカにいる在米中国人なんとか会とかいうのがどんどん出てきて、ちょっとヤバイ雰囲気になってきていると、でも調べてみると記述もなにも全部嘘になる。で、日本に来て調べる、証言を貰う、全然違うと。いろんな記録も写真も、全部新しく調べいくと・・・ていうような形のね。そういうミステリアスなストーリー。
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中心はアメリカ人の主役にしてもいい。つまりアメリカの女優さん、レポーターというか、そういうかたちのね・・・
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もう一つはね、私はプレの短い1時間ちょっとぐらいのアレとして。いわゆるA級戦犯といわれる皆さんの最初の24時間のね、死刑直前のあのアレをね、みんな大変立派なんですよ。あの花岡信勝さん*1のアレみたりアレみてもね。こういうものをキチっとみんなにみせると。英語版のを作って。いろんなものをちょっと段階でもね、いろんな形で発信してくってのがね、世界中にちょっと日本人のあのアレってのを。これ、今一つことがやれると、これが成功して突破口になると、東京裁判までいけるんですよ。
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だからアメリカにまず発売するようなね、うちの岩田っていうディレクターにサンダンス映画祭に今行かせてるんですよ。どういう状態かどういう内容かね、ということをやりながら、アメリカの配信とか配給とか、あるいはアメリカの興行主との繋がりを作っていくような。本当にちょっとね戦略的にね、これから単にコレ一個っていうんじゃなくて、ずーっと繋がるような、映像センターとして、日本のね、情報映像センターみたいなものをね、作っていく感じにしたいと思います。
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映画『南京の真実』製作発表記者会見 平成19年1月24日ホテルニューオータニ
関係する発言を箇条書き。
 
映画「南京の真実(仮題)」記者会見 (1)

世界同時に公開
インターネットでも公開
英語、中国語、可能ならフランス語、ドイツ語
 
映画「南京の真実(仮題)」記者会見 質疑応答1/2

8月迄に一応の完成
所謂ドキュメンタリー風(2時間以内)
純粋なドキュメンタリーも作る(5時間以上)
お金は自分のやってる会社(CH桜)からも出す
一口一万円、計3億くらい国民から集めたい
南京陥落日(12月13日)が配信の目標
できる限り多くの内外の映画祭に出品する
全国規模、主要都市では公開したい
アメリカの女優・俳優、日本の俳優を使う予定
CH桜と会計は明確に分ける。
日本で一番ガラス張りの映画制作を目指す
製作委員会方式で製作する
南京での撮影も可能ならやりたい

 

日本文化チャンネル桜  公式メールマガジン 第15号 2007.2.3

 映画「南京の真実」報告  水島 総
 
一月二十四日に行われた映画「南京の真実」製作発表記者会見を
経て、製作委員会は二日後の二十六日から、映画製作のための募金
を開始した。
本当に胸が熱くなるようなメッセージや電話連絡とともに、一週間後の
二月二日には、約一千六百万円の浄財を多数の皆様からお寄せいた
だいた。
まだ、目標の三億円には遠い金額ではあるが、私達は誇りある日本人
である。
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南京の真実」の映画製作は、いよいよ現実的な準備段階に入った。
製作資金の募集と平行して作業が行われることになるが、皆様からお寄
せいただいたお金は、とりあえず、まだ一円も遣わないと決めている。
それまでの資金は、私の経営するウィンズジャパン(チャンネル桜の100
パーセント親会社)から三千万用意して、それを当てる。
きっちり、映画製作の現実的準備が出来た時点で、皆様のお金を製作
資金として充当させていただく予定である。
記者会見でも述べたが、私はお金については、日本一クリーンでガラス
張りの映画製作を実現したいと考えている。
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映画製作支援のお願い 2007年4月1日

映画制作初期
■ご支援いただきました皆さまには、1口につき映画「南京の真実(仮題)」DVDを1枚進呈させていただきます。

現在
ご支援頂きました皆様には、上映後に当映画DVDを進呈させていただきます。
■1口につき映画「南京の真実」DVDを1枚、3部全ての上映後に進呈させていただきます。

 

れいろう 2007年4月号 「この人に聞く」 *2

誤った歴史認識を世界の常識としないために
 
−−−水島さんは今年、みずからメガホンを取られて、ドキュメンタリー映画南京の真実」(仮題)を製作されますね。
 
水島 ええ、実は今年は、中華民国の首都だった南京を日本軍が陥落させてから、ちょうど七十年目に当ります。この節目に際し、いわゆる南京大虐殺があったとする映画が中国政府の肝いりで十本ほど製作され、世界中で公開予定です。すでに一月、米国で映画「南京」が製作され公開されました。中国の国営放送と共同制作という形ですが、「大虐殺」があったことを前提に日本の残虐性を強くアピールした作品となっています。
 しかし近年、さまざまな事実検証を通して「南京大虐殺」がなかったことが明らかになっています。私たちは、その点を極めて冷静に、公平な観点から映像化し、映画には映画で対抗しようと思い、立ち上がりました。
 
−−−映画制作を決意するまでに、迷いはなかったのですか。
 
水島 もちろんありました。ずっと頭の中にあったんですが、昨年十二月に仙頭という女性秘書が、朝、私のところに来て、突然「寝ていて閃きました。社長、南京映画を作らなきゃ駄目です」と言いましてね。その言葉で一晩考え、すべてを賭けても作ろうと決めました。「桜」を開局した時もそうでしたが、祖先や英霊から「お前がやれ」と託されている、そんな感覚があるんです。
 もし今回、南京大虐殺というでっち上げを黙認すればどうなるのでしょうか。それがやがて世界中の共通認識として定着してしまいます。それだけは、なんとしてでも食い止めなければなりません。
 
保守の大同団結をめざす
 
−−−今回の映画えは、広く国民から資金を集められていますね。
 
水島 中国政府が毎年多額の資金を宣伝工作活動に使っていることからすれば、本来はこうした映画を日本政府が作るべきでしょう。とはいえ、私は政府からお金をもらうつもりはありません。それは今回の映画づくりの目的の一つに、今こそ保守の志を大同団結しなければ、という思いがあるからです。特に近年、教科書問題や皇室の女性・女系天皇の問題などで保守陣営の分裂が起きましたが、今の日本の状況は、そのような内輪揉めをしている場合ではありませんからね。実際にこれまで対立していた方々が、共に賛同者として名を連ねていただいていることは嬉しい限りです。
 私は今回、自分が社長を務める(株)日本文化チャンネル桜の親会社から四千万円用意して準備資金に充てていますので、皆様からお寄せいただいたお金は、あくまで現実的な準備が整った段階で充当させていただきます。そして必ず、どんなことがあっても、世界に恥じぬ、堂々たる「南京の真実」を伝える映画を完成させ、大東亜戦争を戦われた先陣の皆様と、祖国の汚名を雪ぐ覚悟でおります。
 
−−−寄付の募集を開始されて、反響はいかがですか。
 
水島 二月の時点で、ご寄付は五千万円を突破しました。目標の三億円にはまだ届きませんが、胸が熱くなるようなメールや電話と共に、ご支援のお金をお寄せいただいています。
 先日もご寄付いただいた九十歳近い元陸軍兵士の方と電話でお話ししたのですが、「死んだ戦友が喜んでいると思います」という励ましの言葉とともに、「ありがとう、ありがとう、ありがとう」と受話器の向こうから繰り返されました。途中で声がかすれ、言葉に詰まられた様子に、私も胸が熱くなり、ほんの数秒間の沈黙が続きました。私は、この沈黙こそが、この映画の「真実」であり「志」なのだと思います。
 製作発表の記者会見でも述べましたが、お金については日本一クリーンな映画制作を実現したい。そして過去、現在、未来にわたる、日本と日本人すべての誇りと名誉にかけて、この映画の製作と世界配信を実現したいと考えています。
 

 

『史』平成19年5月号
なぜ映画「南京の真実」をつくるのか
※長かったので別エントリーにまとめました。

 

アパグループ情報紙『AppleTown』 BigTalk 平成19年6月号

中国に対して日本はもっとはっきりと主張すべきだ
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水島 良い悪いはともかく、突出した人は日本では嫌われますから。例えば記者会見も大手メディアが記者クラブ制度を作って、その他のメディア、私たち日本文化チャンネル桜等が入れないというものが多いのです。

元谷 それは談合ですよ。大手が談合して新しい勢力が参入できない。これはおかしな事です。ただ水島さんは、この状況に風穴を空け真実を伝えるべく、日中戦争時の南京に関する映画を作られるとか。

水島 はい。「南京の真実」というタイトルです。南京「大虐殺」という歴史の捏造を検証し、真実を明らかにする映画です。一部撮影を開始しました。日本とアメリカ、そしてこれは中国政府次第ですが、南京ででも撮影を行ないたいと思っています。
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*1:花山信勝の事だと思われます

*2:コメント欄で月見草さんに情報提供いただきました