都議選

 
今更ですが都議選の話題。


読売新聞 東京都議選2009の結果画像

民主の圧勝と、自民惨敗、そして既に散々指摘されてることですが、投票率が大幅に上がったにも関わらず、議席を増やしてきた公明党の選挙強さが目立ちました。
 
コチラ*1の記事によりますと
各党候補の得票率を合計したものを前回選挙と比較すると

 都議選の各党の得票数 ※()内は前回
自民党 1,458,108(1,339,548) 118,560増
民主党 2,298,494(1,070,893) 1,227,591増
公明党 743,427(786,292) 42,865減
共産党 707,602(680,200) 27,402増

他党が得票を増やす中、公明党は得票を減らしていることがわかります。
それでも、4万票程度しか違わない公明党共産党で、獲得議席が3倍弱も違うのですから驚きです。
 
因みに私の住む世田谷区の結果は以下の通り。

当選した2名の公明党候補の得票を足しても、1位の民主党候補に届きません。
逆に民主党候補がリベラル・無党派層の票をゴッソリ持っていったからか、
私が投票した、後藤雄一さんは最下位で落選。残念・・・・・・
 
 
で、ここまでが前置きなんですが。
公明党候補の一人、栗林のり子さんはもともと世田谷区議だった人で。そんな彼女がまだ区議だった(と思われる)4月の中旬に、街中で彼女の名前が載ったこんなチラシを貰いました。

この催しが行われた(と思われる)、●●ふれあいホールというのは、地元中学校に併設された収容人数200人程の小規模ホールで、そこにテレビ等で活躍している創●セレブたちを使って集客するんですから、その選挙に対する本気度というのはスゴイとしか言いようがありません。
東京12区、兵庫8区で公明党候補の苦戦が予想される今回の衆院選。●価セレブたちにも暑い夏になりそうです(適当)。
 

*1:THE JOURNAL 公明党よ いまこそ目を覚ませ 二見伸明(元衆議院議員・誇り高き自由人)

麻生総理業界団体巡り

Jodorowsky2009-08-04

 
産経新聞首相日誌」より、麻生さんが最近挨拶回りした業界団体を抜粋してみました。
※雑にまとめたので、漏れがあるかもしれません。
 

7/22
全国農業協同組合中央会
日本経団連
 
7/23
日本電機工業会
日本船主協会
全国漁業協同組合連合会
日本商工連盟会
全国商工会連合会
日本損害保険協会
全国銀行協会
生命保険協会
日本自動車工業会
全日本トラック協会
 
7/24
全国建設業協会
日本土木工業協会
電子情報技術産業協会
実践倫理宏正会
全国不動産政治連盟
 
7/27
全国乗用自動車連合会
日本中古自動車販売協会連合会
 
7/28
日本医師会
日本薬剤師会
日本看護協会
不動産協会
日本歯科医師会

初日の二団体はさすがといった感じですね。
 
 

自称保守知識人たちの情報強者ぶり

 

 
こんな動画をまじめに信じてしまった皆さん。
 
軍事評論家=佐藤守のブログ日記「フランス国営放送の“日本報道”」
 
大高未貴の世界見聞録「フランスのセンスは面白い」
 
クライン孝子の日記「仏国営テレビによる『お笑い日本の実態』!」
 
 
まずは疑うことを覚えていただきたい・・・
 
参考検索: http://www.youtube.com/results?search_query=MelissaTheuriau

麻生総理の・・・

 
いや、本当に下らない話なんですが・・・
たとえば、この写真を見ると、

オバマさんと麻生さんじゃエラく身長差があるなぁと感じますよね。
で、次に首相官邸サイトのプロフィールをみると

アレ?麻生さんて175cmもあるのか、意外とデカい!
じゃ、オバマさんてどんだけあんだと思ったら、186cmらしい。
麻生さんと会うからといって、オバマさんがシークレットシューズを履いたってことは考えにくいし・・・
 
ということで、麻生さんの身長を調べてみました。
『1975年度 日本体育協会スポーツ科学研究報告集』*1によると

オリンピックに出場した35歳時に172.2cmだったようです・・・
この測定が正確なモノだったかは分かりませんし、現在に至るまで2.8cm程身長が伸びた可能性も捨てきれませんが・・・w
 
そんな麻生さん、また八重洲ブックセンターに本を買いにいったみたいです。
麻生さんが総理就任後に八重洲ブックセンターで購入した書籍
 

*1:「第21回 モントリオールオリンピック日本代表選手体力測定報告」P56

組織的な動員もないデモ行進

Jodorowsky2009-06-21

 
月刊『正論』で大人気連載中のブル聯隊長水島総監督「 映画『南京の真実』製作日誌 "情報戦"の最前線から 」
連載第22回では、例の問題でのNHKに対するデモに関し、興味深い報告がされております。

五月十九日(火) 「南京」月報
南京大虐殺映画公開と「JAPANデビュー」の連動
・・・・・・
このようなNHKの「鉄面皮」な対応に対し、五月十六日、東京・渋谷で、NHKに抗議する街宣宣伝活動と集会、デモが行われた。主催は、日本李登輝友の会草莽全国地方議員の会NHKJAPANデビュー」を考える国民の会(代表は水島)、チャンネル桜二千人委員会有志の会等の日台の諸団体である。午前中、渋谷ハチ公前で街宣宣伝活動が行われ、午後二時から抗議集会が開かれた。私の司会で、小田村四郎渡部昇一田久保忠衛中村粲田母神俊雄佐藤守林建良西村幸祐井上和彦柚原正敬永山英樹松浦芳子氏等のリレートークである。そしてデモ行進は予想を超える一千百三十数名が参加し、集会参加のみの人たちを合わせると一千三百名を超えた。この数は左翼団体の集会と異なり、水増しは一切ない正味の人数である。用意された三千個の緑の風船や日の丸、台湾旗、「草莽崛起」の旗が林立し、整然と、しかし力強いNHK包囲デモが行われた。デモ終了後も、ほぼ全員がNHKの敷地を囲み、「人間の鎖」として手をつなぎ、それぞれのNHKへの怒りを表明した。組織的な動員もない怒りを表明した。組織的な動員もないデモ行進で、これだけの規模は近来なかったと思われる。
・・・・・・

おもいきり組織的動員してるような気がしますが、狭義の強制は無かったということでしょうか?
製作日誌は全体的に陰謀論バリバリになってきて、ちょっと「お気の毒」な気配です。
 
ついでに、同じ渋谷にある某若草ビルでは・・・
 
で、問題の「南京の真実」第二部ですが・・・・・・

※ 製作進行中の映画「南京の真実」第二部・検証編ですが、今年前半を目指し
  ておりました完成は、現在のところ、今夏以降となってしまう模様です。

こんな感じみたいです*1
 

精度だけの問題では・・・

 

足利事件 決め手となったDNA再鑑定(6月5日付・読売社説)
・・・・・・
事件当時は、DNA鑑定が導入されて間もないころだった。精度は今より格段に低かった。精度が飛躍的に向上したのは、新たな分析装置が導入された03年以降だ。それ以前に実施されたDNA鑑定は4000件を超えるという。
・・・・・・

「足利事件」菅家利和さん釈放 吉村警察庁長官「厳粛に重く受け止めている」
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事件発生当時、導入され始めたばかりのDNA鑑定で、女の子の下着から検出されたDNA型と菅家さんの型が、1,000人に1.2人の確率で一致した。
しかし、事件から19年たった2009年にあらためて行われたDNA鑑定では、検察側と弁護側、双方の鑑定人が、DNA型は一致せずとの鑑定書を提出した。
現在、鑑定の精度は4兆7,000億人に1人の確率まで向上しているという。
・・・・・・

なにか記事だけ読むと、菅谷さんと犯人のDNAが偶然一致してしまった不幸のようにも受け取れます。
もちろん、当時のDNA鑑定方法は精度は低くて、そのまま証拠として採用すること自体にも問題があったことは事実ですが、その当時の鑑定方法ですら正しく行われていなかった可能性が大なのです。

<「足利事件」とDNA鑑定>佐藤博史弁護士に聞く(2/10)
・・・・・・
 しかし、以上は当時のDNA鑑定が正しかったことを前提にした議論です。問題なのは、当時のDNA鑑定は間違っていたのではないかということです。
 科警研が行ったDNA鑑定は、MCT118と呼ばれる遺伝子の部位を対象とする鑑定法で、MCT118法と呼ばれていますが、科警研のMCT118法では誤った判定がなされる危険性があることが当時から指摘されていました。DNA鑑定を行うための基盤になるゲル(寒天のようなもの)と物差しに当たるマーカーにそれぞれ問題があったのです。
 1995年には科警研も当時の判定が間違っていたことを論文で認めました。しかし、当時の判定と正しい判定には規則性があるといい、16型は18型、26型は30型であるとしました。
 当時のDNA鑑定によれば、犯人と菅家さんのMCT118型は16-26と判定されたので、科警研の論文によれば、正しい判定は18-30だったことになります。菅家さんと犯人のMCT118型は、16-26ではなく、同じ28-30だというのです。
 しかし、弁護団が菅家さんの毛髪を用いて行ったDNA鑑定では、菅家さんのMCT118型は18-29で、18-30ではありませんでした。日大の押田茂實教授による鑑定がそれです。

ソースが見つけられませんでしたが、今回弁護側で当時の方法で再鑑定した犯人のDNAも上記の18-30では無かったと記憶してますので、当時の科警研の技術が全くデタラメだったか、もしくは科警研に提出された証拠が適切なものでは無かったと疑われても仕方がない状況なのです。
 
[追記]
当時の鑑定方法での再鑑定についての記述が日本テレビサイト内にありました。同内容は真相報道バンキシャ等の番組で放送されたはずです。

日本テレビ ACTIONプロジェクト「物証の逆襲・DNA再鑑定」
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再鑑定は、検察側、弁護側推薦の二人の鑑定人の手により、数通りの方法で行われたという。当時の遺留物である犯人の体液と、刑務所に収監されている菅家受刑者の血液や粘膜が資料とされた。当時と同じMCT118法でも行われ、その結果、菅家受刑者のDNA型は、なんと「18−29」。そして、犯人の型に至っては「18−24」だった。旧鑑定で一致したとされるはずの「18−30」型そのものが、完全に"消滅"してしまったのである。
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重村教授が北朝鮮後継者報道にコメント

 

北、三男・金正雲氏を後継者指名か 韓国政府が議員に伝える(産経新聞20090602)
 【ソウル=水沼啓子北朝鮮金正日総書記(67)の後継者に三男の正雲氏(26)が内定したとの情報があることを、韓国政府が国会議員に伝えていたことが2日、分かった。このため、韓国では正雲氏の後継者就任説が強まってきた。・・・・・・

  
上記のように後継者は三男じゃないかという報道がされてますが、我らがシゲムーは「ガセネタに近い」と一蹴!

そして後継者は金正日の弟「キム・ヒョン」になるだろうという見解も述べてます。
 
因みに、中国政府と同様にアメリカ政府も後継者に関して公式見解をだしていない。

 北朝鮮後継は三男か 見解定まらない米政府(朝日新聞20090603)*1
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 一方、米国務省のウッド報道官代行はワシントンで2日、正雲氏が後継に選ばれたとの報道について「推測だと思う。確認するすべがない」と述べた。ウッド氏は「権力継承をめぐって北朝鮮の内部で何が起きているか、本当に分からない」と述べ、米政府として十分な判断材料がないことを示唆した。

*1:当然日本も