週刊新潮南京事件記事

Jodorowsky2007-03-03


週刊新潮3月8日号に、
南京事件に関する 『 画期的な資料 』 が発見された
とする記事が掲載されましたので、全文書き写します。
内容に関しては青狐さんが解説されてます。
http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20070302/p1

当時「南京の死者2万人」と中国は「国際連盟」で演説していた


 新聞は報じなかったが、2月21日の衆議院内閣委員会で、南京事件に関する画期的な資料が明るみに出た。なんでも、1938年2月、国際連盟で中国政府代表が、「南京の死者は2万人」と演説していたというのである。虐殺30万人とは、まさしく虚構。


 日中戦争で、日本軍で南京を陥落させた1937年12月13日から、今年で70年となる。いうまでもなく、今の中国政府は南京攻略に際して30万人の中国人が虐殺されたと主張している。
 その主張を覆す史料を発掘したのが、自民党戸井田とおる代議士である。
 同氏は、自民党の「日本の前途と歴史教育お考える議員の会」に所属し、その中の南京問題小委員会の委員長を務めている。
「そこでは、できるだけ南京事件関連の一次資料を集めていろいろ検討していこうということになり、外務省に、当時の資料の提供を求めていたんですよ」
 と戸井田代議士は語る。
 貴重な資料は、国立公文書館アジア歴史資料センターに埋もれていた。
 戸井田代議士が内閣委員会で明らかにしたその資料とは、1938年2月2日、国際連盟理事第100回期第6会議で「支那問題に関する決議」が選択されるに際して、中国政府の顧維釣代表が行った演説の記録。英文で書かれてある。
 当時の中国政府は、日本軍の侵攻に対して、国際連盟に制裁措置を求めていた。顧維釣代表は演説で中国の窮状を訴えているのだが、中でも注目されるのが南京事件に関する件である。
 同代表はこう訴えている。
<日本人兵士による南京や杭州でのこの虐殺事件についての叙述は、1938年1月28日のデイリーテレグラフやモーニングポストに掲載されたアメリカの教授や宣教師の寄稿記事に見られるものであります。南京で虐殺された中国人民間人の数は、2万人と見積もられ、少女を含め、何千人もの女性が強姦された>


「珍しい記録」
 現代史家の秦郁彦氏はこう語る。
「中国が公式に南京事件での虐殺者数というのを出してきたのは戦後の東京裁判以降で、戦争中に何か公式に数字を出していたというのは確認されていなかったんです。そういう意味ではこの議事録にある数字は珍しい記録と言えるでしょう。恐らく当時の中国としては、国際社会に対する情報戦の一環としてこのような数字を新聞で拾って主張したのだと思います」
 しかし、肝心の「支那問題に関する決議」では、南京に関する中国の主張が盛り込まれることはなかった。
 南京事件の研究家である阿羅健一氏は言う。
「この公的な資料で一番重要なのは、南京事件直後に中国政府が公式に虐殺者2万人という数字を出してきたことです。戦後、中国が言う南京大虐殺の被害者数はどんどん膨らんで30万人にまでなりましたが、この2万人という数字はその中で一番小さな数字であることも重要な意味を持ちます。こうした数字は時間が経てば経つほど不正確になりがちですから、この2万人というのが中国としても公式」に、一番正確に把握していた時に出した数字だと言えるのではないか」
 戸井田代議士も言う。
「中国では、南京大虐殺記念館の展示面積が3倍に拡張され、多くの抗日記念館が北京オリンピックを目指して新たに建設されるなど、海外に向けて反日運動をこれでもかとばかりに繰り広げているわけですよ。30万人はウソだということを、こうした一時資料を基に世界に発信していく必要があるのではないか」
 それとも政府は、やっぱり中国に阿るつもりか。

戸井田とおる HP ブログ
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