書籍

ジャーナリズム崩壊

インサイダー情報を駆使して、安倍晋三前総理とその周辺のポンコツぶりに迫った名著『官邸崩壊 安倍政権迷走の一年 』の著者、ジャーナリストの上杉隆さんが出した新書『ジャーナリズム崩壊』。 記者クラブ制度を始めとした日本の大手マスコミの異常ぶり・駄…

雑誌広告

産経新聞社の月刊総合誌『正論』 水島監督の連載等もあり、定期的にチェキしてるわけですが。 パラパラめくってたら、こんな広告が...

松井石根は花山信勝に何を語ったか

巣鴨拘置所の教誨師として、処刑直前までA級戦犯らと過ごした花山信勝さん。 そんな花山さんがその体験をまとめ、処刑直後に出版された『平和の発見 巣鴨の生と死の記録』。*1 この本は、A級戦犯最後の24時間を再現したというブル聯隊長水島総監督が製作した…

『「南京事件」の総括 』 の目次

このところのエントリーを見ても分かるように、最近私は田中正明さんの魅力に取り付かれております。 やっぱファンなら一冊くらい書籍を買うべきだろうと言うことで、ブックオフの105円コーナーを物色。 迷著『「南京事件」の総括 』文庫版を購入しました。 …

笠原十九司×楊大慶

月刊『論座』2008年1月号に掲載された対談 笠原十九司(かさはら・とくし) 1944年、群馬県生まれ。東京教育大学大学院修士課程中退。中国近現代史専攻。著書に『アジアの中の日本軍』『南京難民区の百日』『南京事件』、共編著『現代歴史学と南京事件』など。…

松井日誌発掘から出版まで

松井日誌の発掘から、書籍出版、捏造発覚の時系列は大雑把に以下のようになっている。 1982年5月or11月 田中氏が松井日誌の存在を知る・発掘 1983年8月 田中氏『諸君』1983年9月に「"南京虐殺"・松井石根の陣中日誌」を発表 1984年6月 『"南京虐殺"の虚構』…

石原慎太郎インタビュー

石原珍太郎慎太郎閣下のインタビューといっても、今から20年近く前に、月刊『 PLAYBOY 』1990年11月号で行われてたものです。 当時の閣下は、自民党総裁選に出て落ちてみたり、ソニーの盛田さんと『「NO」と言える日本』を出版したりしてた頃で、インタビュ…

中国版:対日戦争史録

奥付けは以下の通り。 −終戦50周年記念出版− 第二次世界大戦における中国戦線 『 中国版:対日戦争史録 』 (中国抗日戦争史録) 定価:35,000(税込) 初版:平成7年3月28日編纂:中国国際戦略研究基金会 総監修:姫鵬飛(中華人民共和国元副首相・兼外務大臣) …

戦争映画を採点する

中島今朝吾日記を掲載した『歴史と人物』1984年12月号を閲覧したとき、 この企画が載っていたので思わずコピりました。 企画自体も面白いんですが、鶴田浩二がいるのがなんとも豪華ですね。 座談会 戦争映画を採点する 愛好家6人が、芸術性、娯楽性、技術・…

東京裁判副弁護人・滝川政次郎氏に聞く

またまたですが、阿羅健一さんが「畠中秀夫」名義で 雑誌『世界と日本』*1に発表した記事から、『東京裁判をさばく』の著者である瀧川 政次郎 に対するインタビュー部分を抜粋します。 この瀧川氏へのインタビューは、阿羅さんのインタビュー本『聞き書 南京…

元同盟上海支社長・松本重治氏に聞く

前エントリーに引続き、阿羅健一さんが「畠中秀夫」名義で 雑誌『世界と日本』*1に発表した記事から、『上海時代』の著者である松本重治に対するインタビュー部分を抜粋してみます。 松本氏のインタビューは、阿羅さんが1987年に出した単行本『聞き書 南京事…

元野戦郵便長・佐々木元勝氏に聞く

阿羅健一さんが「畠中秀夫」名義で、 雑誌『世界と日本』*1に発表した、『野戦郵便旗』*2の著者、佐々木元勝氏へのインタビューです。 阿羅さんは、この号では他に、石川達三、橋本登美三郎、足立和男らにもインタビューしてますが、この佐々木氏のものだけ…

南京映画上映妨害

今年期待の映画といったら、なんといってもブル聯隊長水島総監督『南京の真実』! 残念ながら、昨年内の完成は実現できず。劇場公開の見込みもたってないのですが... とりあえず一映画ファンとして公開を気長に待ちたいと思います(適当)。 で、それに絡んで…

戦史叢書における南京事件の記述

防衛研修所戦史室*1が編纂し、朝雲新聞社が出版している戦史叢書。 南京事件に関する記述があるのは、第86巻『支那事変陸軍作戦(1)昭和十三年一月まで』で出版は昭和50年7月 事件に関する記述と、その参考文献を抜粋します。 南京事件について*2 南京は外…

問題は「捕虜処断」をどう見るか

南京入城式70周年記念企画といった感じで、 『諸君!』 2001年2月号*1 においての行われた特集記事 決定版「南京事件」最新報告 問題は「捕虜処断」をどう見るか 軍服を脱いで市民にまぎれ敵対行動に出た中国兵は、助命されるべき捕虜だったのか? を丸写し…

"虐殺派" "中間派" "まぼろし派"全員集合

南京陥落70周年記念企画といった感じで、 『諸君!』 1985年4月号*1 においての行われた特集記事 "虐殺派" "中間派" "まぼろし派"全員集合 「南京大虐殺」の核心 ひとまず、イデオロギーをはなれて議論の席に就こう! を丸写ししてみました。 座談会メンバー…

書籍『南京の真実』について

上記のジョン・ラーベ日記からの引用は、 まず1997年に出版された単行本から、該当部分を書き写し、その後で2000年に出版された文庫版でチェックを行いました。 当書籍に関しては、その他の期間も含めて、 id:ni0615さんがまとめられている。 15年戦争資料 @…

山形浩生さんと言えば

『日本一怖い! ブック・オブ・ザ・イヤー2006』 (別冊SIGHT) において、 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』を 「会計原則無視しまくりの最悪な一冊」と評して謝罪してましたね。 更に同誌内「山形浩生の5冊」として挙げられていたものの一つが... 『マン…

小沢一郎と手を握って「挙国一致」の内閣をつくれ

題名は、中西輝政センセイの著書『日本の「死」』 第8章 「石原慎太郎総理へのシナリオ」 に付けられたサブタイトルです。 なんでまたこんな本を読んだかというと...*1 先日、聯隊長の連載をチェックするために読んだ『正論』10月号において、中西センセイ…

23区の図書館事情

気になったので調べてみました。 区名、人口、面積、館数、インターネット予約対応 の順です。 千代田区(4万3802人)(11.64k㎡) 4館 ○中央区(10万4997人)(10.15k㎡) 3館 ○港区(20万5196人)(20.34k㎡) 6館 ○新宿区(30万9463人)(18.23k㎡) 12館…

『 広田弘毅 』における日高発言

『 広田弘毅 』 広田弘毅伝記刊行会(1966、1992) における日高信六郎氏の発言箇所*1を前後も含めて引用します。強調は引用者。 南京惨虐事件発生と広田外相の措置 南京陥落という歴史的事実の展開と同時に「南京惨虐事件」というものが発生した。これは広…

東京裁判宣誓口供書から

役職や南京での滞在期間に関する箇所を抜粋します。*1 ・・・・・・ 一、私は現在、東京都世田谷区松原町三丁目一○三○番地に住居して居りますが、昭和十二年(一九三七年)四月三十日から同年八月十六日迄、大使館参事官として南京日本大使館に勤務し、次で八月二…

南京事件 「 三派合同 大アンケート 」

月刊 『諸君!』 2001年2月号(P164〜203)に掲載された特集。 映画『南京の真実』掲示板で少し話題になっていたので、 図書館でコピーしてきました。 三派とは、まぼろし派・中間派・大虐殺派を表したもの。 アンケートの質問項目は全部で17問。 質問項目は →…

『「南京事件」の探究』におけるアンケートの引用

北村稔さんの『「南京事件」の探究―その実像をもとめて』において、 上記アンケートが引用*1されていたので、以下にその箇所を抜粋します。 雑誌『諸君!』のニ○○一年二月号に、各派の論者に対し「南京事件」に関する十七項目のアンケートを行った特集記事が…

南京事件アンケート項目

「三派合同 大アンケート」 の質問項目です。 1 南京事件で、日本軍が虐殺(不法殺害)した中国人の数は何人ぐらいと見るのが妥当でしょうか。 (1) 三十万人以上 (2) 約三十万人 (3) 二十万〜三十万人 (4) 約二十万人 (5) 十数万人 (6) 約十万人 (7) 七万〜…

ブレーンとして最後の仕事

チャンネル桜のブル聯隊長水島社長が、安倍首相のブレーン であるという衝撃の事実を以前お知らせしたが。 実際にどのようなアドバイスを送っていたのかが、 月刊『 正論 』10月号における 水島社長の連載 映画「南京の真実」製作日誌 で明らかになりました…

安倍さん辞任で舛添さんは...

年金問題への取り組みに軽く期待してみたり 「家庭だんらん法」というズレまくったアイデアに驚愕してみたりしたけど。 安倍首相辞任をもって厚生労働大臣解任なんでしょうか?ちょっと気の毒です。 ということで(?) 舛添要一さんの過去に出した著書を紹介…

『新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』の参考文献

少し前に、 エスピー報告書トリミング事例 において、小林よしのり氏の『新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』を 一事例として加えたんですが。 引用したページで小林よしのり氏のキャラクターが本を読んでいるシーンがあり。 拡大すると また、その1ページ…

安倍首相のブレーン

『週間朝日』の最新号を斜め読みしていたところ... ジャーナリストの上杉隆氏による 「改造内閣は「麻生太郎政権」の布石だった!」という記事で衝撃の事実が発覚。 以下に引用。強調は引用者。 爆弾を抱えさせられた安倍首相は、もはやもぬけの殻と言っても…

エスピー報告書

エスピー報告書*1は次の三部構成。 Ⅰ 南京の状況 Ⅱ 南京の現況 Ⅲ 南京安全区国際委員会 とりあえず、「Ⅰ 南京の状況」をまんま引用してみました。気力があれば残りも書き写したいと思います。 追記:残りの部分も書き写してみました。(2007年6月8日) 悪質な…