山形浩生さんと言えば

Jodorowsky2007-11-24



『日本一怖い! ブック・オブ・ザ・イヤー2006』 (別冊SIGHT) において、
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』
「会計原則無視しまくりの最悪な一冊」と評して謝罪してましたね。


更に同誌内「山形浩生の5冊」として挙げられていたものの一つが...

『マンガ嫌韓流』 山野車輪
韓国でもこれに対応する動きが出るはず
アホウドリ*1と同じ問題意識だけれど、いわばその逆。とても言いにくいことなんだけど、世界の途上国で第二次大戦以降それなりの経済発展をしてきた国は、植民地時代に宗主国が法律や経済の仕組みをはじめ各種の制度をつくり、それが踏襲されているところが多い。韓国の場合にも、そういう部分は確実にあるのだ。日本の残した各種制度やインフラがいまの韓国発展の基盤になっているのはまちがいないことなのだ、そして韓国はすでにそれを元にして、世界にいばれるくらい十分な発展をとげた。そろそろ当の韓国自信が、自分の発展の源がどこにあるのか、というのは冷静に考えたっていいんじゃないか。直接当時の遺恨が残っている人は仕方ないけれど、そろそろ世代もかわってきたし。日本でそうした本が出てきて、しかもそれが売れて基礎知識がいきわたるのはとてもよいことだ。いずれ韓国でも、これに対応する動きが出てくるはず。ぼくはそれがとても楽しみ。」

んー。『嫌韓流』に対する書評でなければ、頷けるところも有るのですが...
嫌韓流本の書き方−「マンガ嫌韓流」を斬る
今でも、あの本が「基礎知識」になることを「楽しみ」にしてるんですかねぇ?


山形さんは「何でも詳しい人」を期待されてるようで大変ですね。*2
 

*1:『アホウドリの糞でできた国』文:吉田靖 絵:奇藤文平

*2:経歴がスゴーク怪しい某アルファブロガーの事を絶賛してた記憶が...