南京事件関係年表
秦郁彦氏の『 南京事件―「虐殺」の構造 』に付録としてまとめられている年表。
ネット上には見当たらなかったので以下に書き写し。
昭和12年（1937）
7月
7日 盧溝橋事件
28日 支那駐屯軍の北京総攻撃
29日 通商事件
8月
9日 大山大尉事件
13日 上海で戦闘開始、閣議、陸軍の上海派遣を決定
15日 上海派遣軍の編組、日中全面戦争突入
21日 中ソ不可侵条約
31日 北支方面軍編成
9月
11日 三個師団を上海に増派
24日 保定占領
10月
5日 米大統領の隔離演説
20日 第十軍編成
26日 大場鎮陥落
11月
3日 ブラッセルで九か国会議開催(〜24日)
5日 第十軍の杭州湾上陸
駐華トラウトマン独大使、蒋介石に和平条件手交
7日 中支那方面軍編成
9日 太原陥落
13日 第十六師団白茆江に上陸
16日 南京分散遷都決議
19日 蘇州占領
20日 大本営設置
23日 駐華ジョンソン米大使、漢口へ移転
25日 唐生智将軍、南京衛戍司令長官に任命
26日 無錫占領
28日 日本軍、上海共同租界の電報局を接収
12月
1日 大本営、南京攻略を命令
2日 朝香宮、上海派遣軍司令官に補任(7日着任)
5日 句容占領
7日 蒋介石夫妻、南京を脱出
中支那方面軍司令部、蘇州へ前進
8日 南京市長ら脱出
鎮江占領
9日 唐将軍あてに降伏勧告文を投下(10日拒否)
10日 南京総攻撃開始
夕方歩三十六連隊、光華門へ突入
蕪湖占領
12日 紫金山、雨花台を占領
パネー号、レディーバード号事件
唐生智脱出
13日 南京陥落
浦口占領
14日 山田支隊、幕府山を占領
揚州占領
日本外交団第一陣南京へ入る
15日 ダーディン記者ら南京を去る
松井大将、湯水鎮へ飛来
16日 歩七連隊の全力による難民区掃蕩
17日 南京入場式
18日 慰霊祭
20日 山田支隊、浦口へ、浦口の国崎支隊、南京へ
21日 松井大将、南京から上海へ
22日 佐々木少将、城内粛清委員長に就任
上海派遣軍司令部(湯水鎮)、城内へ移転
24日 第十六師団の難民区査問開始(〜1月5日)
杭州占領
28日 第十軍司令部、杭州へ移駐
昭和13年（1938）
1月
1日 南京市自治委員会成立
2日 阿南人事局長、南京へ(8日帰国)
6日 アリソン米書記官、南京へ帰来
16日 「蒋介石を対手にせず」声明
22日 中島第十六師団長、南京を去る
天谷少将、南京警備司令官に就任
26日 アリソン殴打事件
28日 本間参本二部長上海へ(2月1日南京で外交団の招待パーティ)
2月
14日 中支那派遣軍編成
21日 松井司令官、離任のため上海発(25日東京着)
